沢山の尊い命が失われた大震災から1年が経ちました。
被災された皆さまに、心よりお悔やみ申しあげます。
3月11日。
あの日、激しい揺れの中
生後2ヶ月の息子を抱きかかえ
机の下で恐怖を感じながら
「こんな時代に産んでしまってごめんねごめんね」と
言い続けました。
困ったときの神頼みを謝りながら
「どうか神様助けて下さい」と祈り続けました。
机の下から見える本棚が大きくグラグラと揺れていました。
2回目の揺れがおさまった時、震えがとまりませんでした。
今も尚、グラッとすると震えがきます。
被災地から離れたこの場所でも、
生まれて初めて経験したあの揺れの恐ろしさはトラウマになりました。
あの日からずっとずっと苦しんでいらっしゃる方々、
現在も不安な避難生活を送られている方々が沢山いらっしゃいます。
頑張ってください!なんて言えません。
言葉では言い表せない、
胸が張り裂けそうな苦しみに耐えていらっしゃると思います。
あの日をいつまでも忘れず、
ほんとにほんとに微力でも、
私にできることをずっとずっと、
続けさせて頂こうと強く感じます。
そして、今命ある奇跡に、
あたりまえに日々を送っている現実に感謝して、
一所懸命生きて行かなくてはと思いました。
1人でも多くのちびっこに笑顔が溢れる未来を、
大人たちが助け合って、紡いでいけますように。
Click!すると大きくなります