熟練の職人さんが最初から最後の行程まで1足1足、丁寧に作る
黒岩スリッパ。
お店のかたが「職人が皆、高齢になりまして、
手作業するのも大変になり閉店にいたりました」と仰った。
胸がキューッとつまる感じがした。
そして、高品質な材料の調達、現代社会の価格高騰なども重なり、
80余年の歴史を閉じるそうだ。
本当に本当にお疲れ様でした。
私の祖母も、80数年で会社を閉じたのだけど、
ほっとできると同時にとっても淋しかったんじゃないかなって思うんだ。
写真の許可をいただいた。
私のと、夫のと、父への誕生プレゼントに3足購入。
サイズも細かく展開されて作られている。
21.5㎝サイズの私。
小さいサイズのスリッパがあるなんて感激。
でも、閉店にともない、店内の商品は殆ど売り切れ。
淋しいね。
こちらのデザインはまだ少し残っていたけど、
もう数日経ったので全部売り切れちゃったかな・・・。
Click!すると大きくなるよー
心のこもった手作りのスリッパ。
家に帰った時、玄関に並んでいるのを見るとほこってする。
そこにあるだけでぬくもりが伝わってくるんだ。
裸足で履くと柔らかな生地が気持ちいい。
原田治先生に「とっても履きやすくて、お洒落なデザインがあるよ」と
教えて頂いて、出会えた『黒岩スリッパ』
優しい気持ちになるスリッパなのだ。